2026.05.18
お子様が腕を動かさない?運動会シーズンに多い「肘内障」の正体
お子様が腕を動かさない?運動会シーズンに多い「肘内障」の正体
暖かくなり、公園遊びや幼稚園での運動会練習が盛んになるこの時期。
お子様のトラブルで最も多いのが「肘内障(ちゅうないしょう)」です。
「とっさに手を引いてから、子供が腕をだらんと下げたまま動かさない……」
そんなとき、肘の内部では何が起きているのか。
専門的な視点から解説します。
専門的知見:なぜ「外れる」のか
子供の肘には、前腕の骨(橈骨:とうこつ)の頭を輪っかのように取り囲んでいる「輪状靭帯(りんじょうじんたい)」という組織があります。
未発達な構造
5歳以下のお子様は、この橈骨の頭がまだ小さく、輪状靭帯も柔軟すぎて緩い状態にあります。
負傷のメカニズム
手を強く引っ張るなどの外力が加わると、この輪っか(靭帯)から橈骨の頭が滑り落ち、「亜脱臼」の状態になります。
これが肘内障の正体です。
■ こんな場面に要注意
運動会の練習
「手繋ぎ入退場」や「ダンス」で、お友達や先生と手を繋いで急に引っ張られた際。
公園でのとっさの時
滑り台から落ちそうになったり、道路へ飛び出しそうになったお子様の手を、反射的に強く引き戻した際。
当院の治療アプローチ
高円寺すまさん整骨院では、解剖学的な根拠に基づき、以下のステップで誠実に対応いたします。
鑑別診断
骨折や打撲による腫脹(はれ)がないかを確認し、単純な肘内障であることを特定します。
徒手整復(としゅせいふく)
前腕を「回外(手のひらを上に向ける動作)」させながら肘を屈曲させるなど、専門的な手技によって数秒で靭帯を元の位置へと誘導します。
確認
クリック音(コトッという手応え)と共に整復されると、直後から痛みなく万歳ができるようになります。
地域の皆様の「安心」のために 一度肘内障を起こすと、橈骨の形がしっかりしてくるまでは再発しやすい傾向があります。
当院では整復だけでなく、「外れにくい手の繋ぎ方」などの再発防止指導も徹底して行います。
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電話 03-3310-2639
副院長 逆井 良平

